「ほっこりするけど、わざわざ見に行くなんて・・・」と思っていたおばたん。
しかし、これがご縁というものなのか、月曜日に地獄谷温泉(Zigokudani onsen)に行ってきたよ。
ああ~極楽 |
ちょっと出られない。 |
地獄谷温泉ってすごい名前。
長野から志賀高原の方に向かっていく感じ。
横湯川(いかにも温泉っぽい名前)の渓流沿いに湯田中温泉、渋温泉、と温泉が並んでいる。渋温泉からのルートは冬季雪のため閉鎖となるので角間温泉からの迂回ルートを使う。外国人観光客(とくにオーストラリアの人)に大人気らしいよ。駐車場のおじいさんが「日本人は少ない」と言っていた。
駐車場からはアイスバーンになった坂道だ。
坂道はすぐに山道になる。
この山道を1.6㌔、25分歩いて着くのが地獄谷野猿公苑なんだよ。
整備はされていて道幅は1m以上あるんだけど、片側は渓流に落ち込む崖。
太い杉の木が生えているから下までは落ちないと思うけど・・・
踏みしめられた雪でカチカチだから、変な靴で入っちゃ絶対ダメ!
スノーブーツとかで行ってね。
開園時間は冬季は4時まで。
ぼく達が行ったのは3時過ぎだったんだけど、寒かった~。
谷のところどころから湯気が上がっている。
湯気の上がる河原でお尻をあっためる |
周りは雪の崖 |
何を捜しているのかな |
おサルさんたちは、野生でこの谷で自由に暮らしているので、温泉にいつも入っているわけではない。
が、この日のこの時間には10匹くらいのおサルさんたちが入浴中だった。
真ん中へんにいる体格のいいおサルはずう~と入っていて、赤い顔がますますどんどんまっかっかになっていった。
でも、わかる。ボクだって出たくないと思う。
出た途端に湯冷めしちゃうよ・・・うう。寒い!
いつ生まれた子なのか、子ザルがいっぱいだ。
雪の中から何かを掘り出して食べている子、
断崖絶壁を滑り降りてくる子、兄弟げんかをしている子、かあさんとお風呂に入っている子・・・
おサルたち、不思議なくらいに自然体だ。
カメラやスマホを向けて近づいてくる人間をほとんど意に介していないようにみえる。
逃げるでもなく、威嚇してくるでもなく、バッグを取りに来るでもない。
なんなんだろうこの絶妙の距離感。
相当にできるおサルたちだ。
帰りは零下になって冷え冷えの山道をまた降りたんだけど、心が何だかホカホカうきうきしていたよ。
野生のおサルの世界にお邪魔するので、それなりに気を使わねば。 |
この日は食べ物をちらつかせる人とか、触ろうとする人とかもいなくて、見ている人たちのマナーもおサルに負けずちゃんとしていました。(モチロンぼくもおばたんのバッグの中で大人しくしていたよ)
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ここに来る前に小布施の岩松院に寄りました。ここは葛飾北斎の天井画で有名なお寺です。山門の仁王様がかわいすぎるのでご紹介。
つぶらな瞳! |
ポーズも愛らしい? |
善光寺表参道では灯明祭りが開催中でした。
公募した切り絵をぼんぼりに貼り付けて灯りをともして参道に飾っている。
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