いよいよ明日第1回えほんじま展開幕です
昨日の土曜日、搬入のためにえほんじま島民が神保町に集まりました。
おばたんはしっぽ展のノリでゆるっと出かけて行ったのですが、
島民の熱い思いが大量の作品となって、5時から始めた飾り付け、なんと9時までかかりました。
昨年夏に亡くなった仲間のコーナーも、島民の持ち寄った思い出の品々で整いました。
自分の展示物、ちょっとかっさり感があるので月曜に水増ししようかなぁと考えています。
2018年1月28日日曜日
2018年1月24日水曜日
大雪レポ
2018年1月22日月曜日
天気予報通りの大雪が!
また大騒ぎして・・・きっと大して降らないんじゃないの?とタカをくくっていたら、朝から小さな霰がパラパラ・・・昼前から本気を出してまだまだ気合十分で降ってきてるよ。
雪が降ると静かだね。
夜中も降るのかな。
雪が降ると静かだね。
夜中も降るのかな。
2018年1月10日水曜日
すぽたんの年末年始② 刈萱山(Karukayasan)とものすごい古墳!
雪に埋まるすぽたん |
長野駅からバスに乗るとすぐに「刈萱山前です」とアナウンスがある。赤い提灯がさがった門があって小さいけど派手っとした感じのお寺だ。前から気になっていたここに入ってみたよ。
「絵解きの寺」って何?
「予約したすぽたんで~す!」「いらっしゃい。寒いでしょう、さあ、どうぞ」
小雪の舞う寒い元旦、本堂の隅っこでぼくたちの周りにはストーブが3つ。
おばたんのようなおばたんが、先っぽに羽の付いた長い棒で掛け軸を差しながらの名調子。語るはこの寺の由来となった刈萱道心(Karukayadousinn)とその息子石童丸(Isidoumaru)の物語。
さくっとまとめてみよう。「九州の守護職だった刈萱が出家し高野山へ。石童丸と母は父を探す旅に出たが女人禁制の高野山に阻まれ母は刈萱に会えず客死。故郷に戻り姉も死んだことを知った石童丸は、自分も出家し高野山へ。刈萱は驚くが父とは名乗れず独り信濃へ旅立ち西光寺を開いた。後に石童丸もここに来た」のでございます。まとめると身もふたもないけど、絵解きを聞くと違ったものだよ。 |
「絵解き」は、琵琶法師や講談と並ぶ口誦文芸の一つとして盛んで、各地のお寺で語られ、人々の涙と、道心を誘ってたけど、近年はすっかり忘れられていた。
先代の住職夫人が復活させて、その後を継いで語っているんだって。ちょっと紙芝居みたいで、聞き入ってしまったよ。このほかにも「六道地獄絵」「十王めぐり(冥途への旅立ち)」という興味津々の絵解きもあるんだけど、今回は時間が無くて聞けなかった。また、行かなくっちゃ!
新年も3日となった。
今日も雪の中でかけるすぽたんとおばたん。
おじたんの案内で「大室古墳群(Oomuro kohunngun)」に。
この点々がみんな古墳なんだよ!ボクが今回行けたのは現在地のみ。 |
誰もいないけど、足跡がある。犬の足跡。もっと小さい何かの足跡。
古墳の入口 |
円い積石塚 |
凍った体はすぐ近くの「大室温泉まきばの湯」で融かせるよ。
ストーブのある休憩所で近所のおばちゃんが作っています的なおいしいご飯も食べられるし、りんごや長いもも無造作に売っている、ゆるっとしたいい温泉だよ。
露天風呂からは真っ白な雪の農地が見晴らせます。
みんなも機会があったら行ってみてね。
おしまい!
2018年1月8日月曜日
すぽたんの年末年始① 姨捨(Obasute)山に照る月を見て
2017・12・31
大晦日だ。
やっぱり今日のお昼ごはんはお蕎麦だ!
信州のお蕎麦、どこで食べても美味しいんだけど、今日のお店は建物もすてきだったよ。
戸倉駅(ここはしなの鉄道の駅)のそばの「萱(Kaya)」。
造り酒屋さんがやっているらしい。
「今年最後のお客さまです」になったぼくたち。
くるみ蕎麦(くるみのおつゆにつける)とか辛味蕎麦(辛味ダイコンのしぼり汁に味噌を溶かす)とか鴨つゆとか、食べ方いろいろ。おばたんは、辛み蕎麦に挑戦。
この時期になると辛味ダイコンも甘みが加わり、ただ辛いだけではなく、とても美味しかったそうだ。ずず~っ、ずずず~っ・・・
「しまった!食べるのに夢中で写真がない!」
その後、川を渡って上山田温泉の銭湯であったまった。
戸倉と上山田は川を挟んで隣接した温泉だよ。
このあたりの温泉はしょっぱいな。
今はこんな山の中だけど、遠い昔は海だったんだな、きっと。
帰り道キブナが「姨捨山に行こうよ」と言い出した。
左右に分かれた道を左に上って行けば姨捨山だ。
「わがこころ なぐさめかねつ 更級や おばすてやまに 照る月を見て」
ここは歌枕、名所旧跡の中でもちょっと変わったところだよね。
「邪魔になったお婆さんを捨てちゃう山」として日本昔話にも、大和物語にも、お能にも出てくるんだもん。
うむ。だんだんとおばばに近づくおばたんとしても、見過ごすことのできない場所だわな。
ということで雪の中お出かけ。
実は長野では、姨捨山は月の名所としての方が有名。
山の斜面に棚田が並んでいて水を張る頃にはそこに月が写り込んで「田毎の月(tagotonotuki)」と呼ばれる素敵な光景が見られるらしい。
「ふむふむ。夏だったら捨てられても町まで降りて来られるわ。」とはおばたんの言である。
そして、そして今回感動したのは「姨捨駅」!
ホームは、しんと静まり返ってる。駅の待合室には一人お客さんがいた。
キブナが言うには、このあたりは日本三大車窓と言われるんだそうな。
長野市の篠ノ井駅から塩尻駅を走る、篠ノ井線の駅だよ。善光寺平の盆地から急勾配を上って標高が551.2mという高いところを走るので、この駅で普通列車はスイッチバックをする。
たまたま、駅の直前の踏切で列車を見かけた。実際に走っている列車を見ると「こんな高いところを走っているんだ!」と改めてびっくりする。(ちょっとうるっともする)これが昔の蒸気機関車とかだったら大感動だろう・・・
その列車はずいぶん長く停車して折り返して駅を出て行ったよ。
千曲市民、長野市民は姨捨駅の少し下にある「長楽寺(Chourakuzi)」で観月会をするそうだ。雪に埋もれて誰もいない。雪の石段を下りていくと「ご自由にお参りください」と書いた札が下がっていた。
姨捨駅にて |
大晦日だ。
やっぱり今日のお昼ごはんはお蕎麦だ!
信州のお蕎麦、どこで食べても美味しいんだけど、今日のお店は建物もすてきだったよ。
戸倉駅(ここはしなの鉄道の駅)のそばの「萱(Kaya)」。
造り酒屋さんがやっているらしい。
お店の表側 |
裏側 中庭から写すが建物が大きくて入りきらない |
「今年最後のお客さまです」になったぼくたち。
くるみ蕎麦(くるみのおつゆにつける)とか辛味蕎麦(辛味ダイコンのしぼり汁に味噌を溶かす)とか鴨つゆとか、食べ方いろいろ。おばたんは、辛み蕎麦に挑戦。
この時期になると辛味ダイコンも甘みが加わり、ただ辛いだけではなく、とても美味しかったそうだ。ずず~っ、ずずず~っ・・・
「しまった!食べるのに夢中で写真がない!」
その後、川を渡って上山田温泉の銭湯であったまった。
戸倉と上山田は川を挟んで隣接した温泉だよ。
このあたりの温泉はしょっぱいな。
今はこんな山の中だけど、遠い昔は海だったんだな、きっと。
こいつがこんどの旅で出会った旅魚のキブナだ |
帰り道キブナが「姨捨山に行こうよ」と言い出した。
左右に分かれた道を左に上って行けば姨捨山だ。
「わがこころ なぐさめかねつ 更級や おばすてやまに 照る月を見て」
ここは歌枕、名所旧跡の中でもちょっと変わったところだよね。
「邪魔になったお婆さんを捨てちゃう山」として日本昔話にも、大和物語にも、お能にも出てくるんだもん。
うむ。だんだんとおばばに近づくおばたんとしても、見過ごすことのできない場所だわな。
ということで雪の中お出かけ。
左側に街、真ん中に山並み右に駅のホーム |
実は長野では、姨捨山は月の名所としての方が有名。
山の斜面に棚田が並んでいて水を張る頃にはそこに月が写り込んで「田毎の月(tagotonotuki)」と呼ばれる素敵な光景が見られるらしい。
「ふむふむ。夏だったら捨てられても町まで降りて来られるわ。」とはおばたんの言である。
そして、そして今回感動したのは「姨捨駅」!
ホームは、しんと静まり返ってる。駅の待合室には一人お客さんがいた。
キブナが言うには、このあたりは日本三大車窓と言われるんだそうな。
長野市の篠ノ井駅から塩尻駅を走る、篠ノ井線の駅だよ。善光寺平の盆地から急勾配を上って標高が551.2mという高いところを走るので、この駅で普通列車はスイッチバックをする。
たまたま、駅の直前の踏切で列車を見かけた。実際に走っている列車を見ると「こんな高いところを走っているんだ!」と改めてびっくりする。(ちょっとうるっともする)これが昔の蒸気機関車とかだったら大感動だろう・・・
踏切でしばし止まる列車。景色を見せてるんだよ、とキブナは言う |
千曲市民、長野市民は姨捨駅の少し下にある「長楽寺(Chourakuzi)」で観月会をするそうだ。雪に埋もれて誰もいない。雪の石段を下りていくと「ご自由にお参りください」と書いた札が下がっていた。
この楼から月を眺めるのかな? |
折しもスーパームーンになる予定の月(1月2日が満月らしい)がのぼってきたよ。 画面真ん中山の上、わかるかな? |
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