2016年5月19日木曜日

すぽたん、北の大地へ春旅④大雨の釧路湿原

おばたん、喉が痛いと泣いている。
「昨日さ~、船の上でやたら喉がカラカラするから、ああ、ここで水を飲まないとやばいかも・・・とは思ったのよ。でも、トイレに行きたくなると面倒だなって思ってさ。」
・・・・・・ああ、このときの水を飲まないという選択が、次の日のひどい喉イタ、続く鼻炎、飛行機の中で発症する突発性難聴・・・・と
現在まで続く久々の体調不良の元凶となったのだった。
選択ミス、重大だね。

知床の立ち入り認定証とノロッコ号の切符と乗車記念ポストカード

昨日までの青空はどこへいったのか大雨である。
スコールは南方のものかと思っていたが、ザッブう~んって感じに雨がフロントガラスに当たる。風もすごい。「これが、冬だと地吹雪になるんですよ。北海道の気象は荒々しいんだよ。変わりやすいし」北の大地に1年半。おじたん、いっぱしに語る。
おばたん、あまりにまっすぐで対向車も後続車も来ないので、20年ぶりにハンドルを持っていたが、怖いのでまた定位置に戻る。

釧路湿原
雨の釧路湿原
ボクは、尾瀬のような風景をイメージしていたが全然違う。
というか、規模が大きすぎて人手も入ってないので・・・なんというか「ただの原野」である。
夏の盛りはまた違うのかもしれないが、荒涼としていて
「ヒースクリフ~」と呼ばわる亡霊が飛び回ってそうな荒野に見えた。
手回しよくおじたんが「ノロッコ号」という観光列車を予約していてくれたので、これにのって「釧路湿原駅」から「塘路」までを往復したよ。

車窓からの景色
塘路駅停車中のノロッコ号 ミニテツコとしては撮らなきゃね
釧路湿原→細岡→塘路間を往復運航
くねくねの釧路川。
向こう側に3つ流れがあるのわかるかな
凄い蛇行ぶり。
ノロッコ号は蛇行の見せ場では軽く止まってくれる。
クネ、クネ、クネと3回曲がってきて、またターンしている。
平地なので流れているのかいないのか・・・おばたんの実家でおなじみの吉野川なんかとは全然違う。大きな岩もないし、石の河原もなく。草や林の中に出現する感じだ。川の中に静かに朽木がたっているのも亡霊っぽい。

結局雨風が止まず、ノロッコ号から見ただけに終わってしまった。ちょっと歩いてみたかったなあ。
また、機会があることを祈ろう。
今日はカヌーは一艘も出てなかったけど楽しいらしいよ。乗りたいな~

「うう。寒い~」
「よし、ラーメンを食べよう」
釧路市内の市場「和商市場」で牡蠣ラーメンを食べたよ。
さっぱり系でとても美味しかった!
しみる~~~♡
牡蠣、プリプリ 厚岸の牡蠣が有名なんだって
ここのの名物は、ほんとは「勝手丼」
丼にご飯を入れて、勝手に市場内の鮮魚店なんかを回っていろんな具材をトッピング。
「調子にのって盛ってると結構な値段になるんだよ~」とおじたん。
・・・なったんだな。
でも今の気分は熱々のラーメンなのさ!

おばたんたちは、今晩のごはんにと野菜と豚肉、たらこと鮭の切り身を買った。
札幌も寒かったので、ちょっと厚めの豚しゃぶはとても美味しかった。
北海道は豚肉がとても美味しいと思う。

おばたんの喉は、その後イタイタアップ。
続く2日はおじたんも仕事に行ったのでのんびりごろごろしていた。
「でもね、すぽたん。この誰もいないところでゆっくりできる、ってのがまた幸せなんだよ~。
なんかオトウのすみかが一番のびのびできる場所だわ~」だって。


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