2015年9月12日土曜日

大雨!

このあたりも相当降った、と思っていたが台地なのが幸いしてか被害は特になかった。
茨城、栃木、宮城の川沿いの大洪水・・・
凄い勢いの水に呑まれていく町や田んぼは4年半前の映像を思い出させて胸が痛かった・・・
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うちの実家あたりも近くに吉野川という暴れ川があったのでよく洪水になっていた。
上流の高知県内で大雨が降った時もそうだけど、
ダムがいっぱいになって放流を始めた時の方がよく洪水になっていたと思う。
あんまり「治水」できてなかったよね。
何とも気味の悪いサイレンを鳴らして放流するのだが、
あんな恐ろしい音はほかに知らない。
もしかして空襲警報ってあんな音?
「このタイミングでの放流って、ありえなくな~い?」って当時は誰も言わなかったけど、
今だったら人災だって非難ごうごうだよ~。

小学校の校庭はしょっちゅう水没してひろい湖のようになっていた。
半地下にあった体育器具置き場も水没。
水が引いた後、跳び箱やマットを干す手伝いとかやらされていた。
小学生の時には、一度自宅の床上浸水を経験した。
おバカな子供だったので、畳を上げたり、茶箪笥を二階へ上げたり、
真っ暗に雨戸を閉めたその雨戸の節穴から外を覗いて妹と妙にワクワクしていた。
外の景色はさかさまになってたような気がする。
後始末はすごく大変だったと思うのだが、そこはバカな子供だったので記憶にない。
中学の時引っ越したがそこでも一度危機一髪だった。
水没した田んぼを何十ッぴきという大小のヘビが一生懸命泳いで垂直の壁を登ってうちの家の庭に避難してきていた。

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今朝は大きな揺れで目が覚めた。
毎日、どこで何が起きるかわからない。
いつ自分の町が「被災地」自分が「被災者」に」なってもおかしくないってことを普段は忘れている。
おバカな子供の時から、あんまり進化していないおばたんであるよ。

どうか早く水が引きますように。
たいへんな目に遭った人たちが立ち直れますように。


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