2015年5月10日日曜日

北上するおばたん、盛岡へ

5月5日 ワークショップが終わったのは3時半すぎだった・・と思う。
4時半には ここ盛岡へ着いていた。仙台駅に似てるねって?

そうなの。
同じように横長の駅舎・・・これは新幹線の駅でしかも在来線が少ないからだって。
東京駅や京都駅は横も長いけど、在来線のホームもいっぱいあるので正方形に近くなるんだね。
京都駅なんか0番線ホームがあるもんね。
ホグワーツとか平安京へ行きそう・・・?







「こんにちは、岩手山!冬以来っすね。」

5月5日の開運橋
川岸の木々は新緑、チューリップが咲き川風もさわやか。
あの冬の開運橋とは別物の風景~
1月の開運橋上






小岩井農場
次の日バスに乗って小岩井農場へ出かけた。
今日も快晴!

小岩井農場に来るのは30年ぶり?3回目かな。
宮沢賢治とか啄木とか遠野物語とか花巻温泉とか平泉、リアス海岸岩手には心惹かれるものがいっぱいあって、遠い割に来ている、かもしれない。

すごく整備されている。
前に来たときは、緑の牧場に牛さんのうんちとかがひそんでいて、うかつに寝転んだりはできなかった・・・と思う。
透明な大きなボールに入って転がる人々
園内まだチューリップの季節です

中はふわんふわん

ガイド談
「人と動物の住み分けが進みまして、現在まきば園では、人を放牧しております。展示用の動物以外は農場の他の地域で放牧しております」
広い園内に遊具も増え、人間の親子が実にたくさん、楽しそうに放牧されている。
岩木山の麓、森に囲まれ流れを巡らせる長辺15キロ、短辺が5キロという広大な農場だ。相当広々としているけど人間の放牧地は全体の100分の1くらいなのだって。

「え~、いいな。こんないいところに土地買って・・・・」
とひがみっぽくつぶやくおばたん。
でも、明治初年頃ここは木の一本も生えてない、でろでろの湿地帯だったのだそうだ。
この森は、
吹き荒れる風を防ぐため、すべて植林したんだって。
「この素敵な広い森がすべて?」
畑の下には水路を作って水を一か所に集めて土を乾かして畑にした・・・とか、最初は、桑を育てたが失敗に終わり、借金が膨大になった・・・とか、
何種かの牛をヨーロッパに買い付けに行ってここに合うものを選んで増やした・・とかとか・・・もちろんお金持ちじゃないとできないことだけど、それだけでもできないよなあ。

園内で食べたもの買ったもの
ソフトクリーム  350円すごくおいしい。甘さ控えめでミルクの味がくっきり。しつこい後味が皆無。
牛乳       ?円 濃いのにさっぱり。これもへんな後味が残らない。
チーズ      量によっていろいろ。ハロウミチーズはさっぱりして、きゅっきゅとした歯ごたえ、熟成ゴーダは濃い。
スタンドのジンギスカン焼きそば 500円 これはダメだった。こんなに待たせてこの出来?お手伝いしましょうか・・・って感じだった。連休最終日で疲れてたのかもね。
チーズ&ペッパークッキー まだ食べてないけどおいしそう。
牧羊犬のぬいぐるみパペット こういうものは買うまい!と思ってたのにまた、つい買ってしまった。だって、かわいいんだも~ん!


その牧羊犬だが、とってもお利口でワンとも言わず、ひと睨みで羊たちを動かしていた。
羊の毛刈りショーもやっていた。もちろん解体ショーはない。
(どうしてマグロの解体ショーなんてものが人気なのかようわからん。)
すぽたんも牧羊犬になる!
毛刈りでも羊にとっては、「ひ、ひえ~~~~っ!!!!」ていう出来事。
去年生まれて、今年が毛刈りの初体験という羊さんが連れてこられて、バリカンひとつでくるりつるりと毛を刈り取られていたが、本人は途中から呆然自失だし、そばにいる仲間の羊は心配そうに、メェメェベェベェ大騒ぎだったよ。
上手に刈るとくるりと1枚の皮になる
これからは暑くなるからすっきりするんだろうけど、しばらくは寒々して、脚の間の分厚い毛もなくなって、歩く感覚もヘンなんじゃないかなあ。がに股になりそう・・・


園外の牛の放牧地にもいってみたよ。

明治時代から建っている古い建物が、今でも多く使い続けられいることに驚いた。
氷室のような冷蔵室・・・震災で亀裂が入ったため現在は見学中止だが、かつては夏のガイドツアーでは涼しさを体感できたらしい。
6日は7月の暑さだったらしいが、埼玉的にはちょうど5月の初めらしいさわやかな暑さだった。

エリート牛のみなさん
今では広いスペースに多頭入れる↑、のが普通だけど、古くは1区画に1頭入れて飼うのが普通だったそうで、古いタイプの牛舎は出産を控えたママ牛の個室として使われているそうだ。

牧場と言ったらサイロのある景色
日本最古のレンガのサイロ
大正期のサイロ
昭和のサイロ・・・各時代のサイロも味わい深かった。キツツキやハトがすみかにしているサイロもあった。

木造のサイロ 鳥が住んでいる
明治のレンガのサイロ
だんだんと子供たちが増えて行ってとてもにぎやかになったまきば園。
夕方にかけてだんだん雲もふえてきたけど、
澄んだ空と滴る緑の風景は当分まぶたの裏に甦らせられる気がするよ。

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