2015年2月20日金曜日

猫額園の花たち

猫額園・・・そのたいそう狭い庭にも春の兆しが・・・
秋から凍結と解凍を繰り返してもめげないパンジーとビオラのたくましさは驚異的だけど、他の子たちもちょこっと咲き始めてきたよ。

 2月に入ったとたんににょきにょきと花茎をもたげてきたアネモネ
クロッカスたちは植えっぱなし、急に出てきてパッと咲いてびっくりさせてくれるよ。
クロッカス白と黄色

スノードロップ
水仙
まだまだ寒いし花粉も飛び始めてあちこちかゆいけど、春が行きつ戻りつしながら近づいてくるこの時期が好きじゃ~

あ、ムスカリも出てた!

2015年2月14日土曜日

すぽたん冬の旅 流氷の紋別へ


5時半起床!
流氷ツアーのバスは7時10分に札幌を出たよ。
ここから高速で上へあがって右に曲がって「道東」と呼ばれる北海道の右の方へ行くんだって。
「紋別」は知床半島の北、サロマ湖よりもうちょっと上。
「流氷を見るのは運だ」・・・というのはほんとうらしく、途中ガイドさんは何度も現地に流氷の様子を問い合わせていた。
きいろいバス ナンバーは777
「1月末にいなくなってた流氷ですが、先日来の暴風雪で昨日、また戻ってきました。でも砕けてちょっと小さいようです。流氷が見られない青海ツアーになった場合は返金しないといけないのでほっとしてますぅ。」
おばたんは割と、天候に恵まれる。
これもすべてぼく、すぽたんのおかげさ。
途中SAで休憩を取りながら5時間。走る走る、バスは走る。
樹氷・岸が凍っている川 キラキラ
山々にはクリスマスツリーみたいな樹が・・・
高速を降りてからは雪道だけど、さすが北海道のバス山道を抜け雪原を快走し紋別港へ予定の時間に到着。港には大勢の観光客が集結。
ここでも中国・韓国語の人が多い。
 テレビみてると、みんな日本のこと嫌ってるのかな?って印象だけどぼくが会う人たちはみんな楽しそうにしてるよ。来るってことは、すきなんじゃん?ただあんまりフレンドリーじゃなくて集団の中で固まってる感じはあるけど。それは日本人も外へ出た時、おなじようかもね。
すごくテンションの高いとこなんか、ちょっとうちんちにいるおばあちゃんに似てるぜ。
ガリンコ号 これに乗って行くんだよ

港付近にも薄い流氷が着いていて期待がたかまる!
流氷は遠いロシアのアムール川河口から、帯になってやってくる。



ガリンコ号で15分。流氷帯へ突入。
流氷帯のある場所は気象条件で変わる。
細かく割れている・・・ということだったけど、一面につながっていたら雪原と変わらないので、とても流氷らしい流氷でかっこよかったよ~


デッキに出たら、獣のうなり声をもっと低くしたような氷のきしむ音がしていた。
アザラシや大鷲が氷の上にいることもあるんだって。






お昼は市内の水産会社のレストラン。
ぼくもカニ食べたかったな。(ホッケランチもおいしかったけどさ)
食後港の周りを散歩してみたよ。
ひゅううう~~~~風の音がしてて、冷たくて明るくてしーんとしてて、なんだか雲の上の青空みたいな感じだった。
2m以上のつらら
この道の先には海
この道の先にも海
帰りのバスの中ではほとんどの人が寝ていた。
おばたんとぼくは、貪欲に暮れゆく北国も満喫。

夕方 遠くに大雪山系が見える
おばたんはSAで上の写真を撮ろうとして人々の足跡をちょっと踏み外し、片足が70センチくらい埋ってしまった。かたっぽの足でふんばって上がろうとしても足場がふわふわなので難しい。周りに人はいないし、一瞬遭難するかと思ったそうだ。

漫画「動物のお医者さん」で北大の構内で菱沼さんが雪に埋まったシーンは大げさではなかったのね、雪国ではちょっとした油断で死ぬんだわ~~~と実感したそうだ。
お日さまバイバイ
7時過ぎに札幌に無事到着。
おばたんが遭難しかかったことは誰も知らない。
夜の時計台 「有名な割に小さい」とか「がっかりポイント」とかいわれるけど、ぼくは好き、時計台!
ほら、雪の中の時計台すてきでしょ。






2015年2月12日木曜日

すぽたん冬の旅 雪まつり

おばたんは装備を整えた。
ヒートテックあんだーうえあ上下+ユニクロせーたぁ・パンツ+ウルトラライトダウンジャケット・腰巻スカート+ダウンコート+ABCマートのスノーブーツ+手袋・白キツネのえりまき
これでマイナス20度近くになる夜の雪まつり会場で大丈夫かな?
・・・おばたん、ほとんどユニクロだね。


北の町の日暮れは早い。
黒々と沈む景色の中から白い大雪像が浮かび上がってくる。
以下は自衛隊とか大きな団体が作ったメインの雪像群だよ。
ダースベイダー 白くま氏評「小顔だ。手を作った班が頑張っている」

マニラ大聖堂。すてきです

スノボの特設ジャンプ台 飛んでる人が小さく写ってるんだけどみえる?
春日大社 御造替記念らしいプロジェクションマッピングとかしてたけど。
長い長い大通公園を延々と歩く。下は雪。粉雪がサラサラしたままなのでそう滑りそうでもない。
でも足下からしんしんと冷えてくる。雪がキュッキュッと音を立てる。一緒に歩いた道民の白くま君が「この音がすると冷えてるってシルシなんだよね~」とつぶやく。都内で会ってる時より、イントネーションが北海道っぽくなっている。
中国語、韓国語が飛び交う
お店もいっぱい!牡蠣3個で千円は高いでしょ!
あ、ホットミルクは1杯100円。あ~~あったまるぅ。
だんだんと市民参加の雪像が出てくる。
ばんえいけいば像 すぽたんはこれがお気に入り なんか楽しんで作ってるし愛があるでしょ?

懐かしのお風呂という作品・小さい作品だけど上手だしやっぱり愛があるよ~

大泉羊どうでしょう 角がくるくる、ひづめもあるよ
他にもいっぱいあって、雪像コンクールも行われていたよ。
きっと期間中に時間を決めて作って優劣を競うんだね。
韓国とかマレーシアとかイタリアとかフィンランドとか、いろんな国の人が参加しているようで、立派な設計図が掲げてあったけど、作品自体はまーだ海のものとも山のものとも・・・な状態だった。
一人残ってこつこつやってる国、みんなでごはんに行っちゃってる国、刃物をばーんと雪に突き刺して「さわるなよ!」感を出して留守にしてる国・・・などあって白くま君と「お国柄がしのばれるねえ」と語ったことでした。

全部見終わったころにはおなかもすいたし、すっごく寒くなったので「春日大社のライティングショーとプロジェクションマッピング」はそこそこにしてご飯に行った。
雪像をいろんな色にしてみたくなるのはわかるけど、「やっぱり真っ白がいいね」って確認するためにやってるのかな~って思うな、ぼく。
そうそう、雪まつり会場で入場料を取られるっていう噂があるらしいけど、それはまちがいだよ。
会場内一方通行厳守だけど、それ以外は自由だったよ。

グーグルさんのお世話になって「ニッポニアマガッツイーノ」というお店にたどり着いたおばたんたちは、ビールやワインやリンゴ酒を飲みながら上品で美味なおつまみをついばんでいた。
小食な白くまくんはこれでシメでもよかったんだと思うんだけど、うちの食い意地の張ったおばたんが「ラーメンもたべよ~よ」とごねて白くまくん行きつけの「逍遥亭」というラーメン屋さんにも行った。
ここもおいしかったよ。
「明日、流氷見に行くんです」というとおじちゃんが言った。
「昨日まで道が吹雪で封鎖されてたんだよ。流氷見るのはすごく運が要るんだ。ぼくたちは(奥さんと二人でやっている)去年初めて見に行って、みごと見られた。
よし、この運をすぽたんにわけてあげよう!」

おじちゃん、ありがとう。すぽたん、きっと明日早起きして流氷を見てくるよ!


2015年2月9日月曜日

すぽたん冬の北海道へ行く 円山動物園

最近寒いところへ行くことの多いすぽたんとおばたん、今回は雪祭りに沸く(紋切型表現だなあ)北海道へ行ってきたよ。
北海道民の在率の高いおばたんのお絵かき仲間。
曰く、
「毎年行かなくてもいいけどチャンスがあれば一回は行って来たら?」

「札幌に家族がいるこのチャンスに行こうではないか!すぽよ!」
おばたんの呼びかけでまたまたぼくが同行することになった。

羽田発12時25分。
先ごろ経営破綻で話題になった飛行機だが飛行は快適。
霞ヶ浦を過ぎたあたりから山々がだんだん白くなっていく。
隣のおじちゃん2人が四方山話を始めた。
「札幌のキャバクラはなんかよそと違うらしいっすね。」とか
「この間婚活パーティーにいったんすよ。」とか・・・
「40過ぎたら、親も何も言わなくなりましたよ。」とか・・聞くともなしに聞いてるうちに・・・
すやすや・・・




















札幌は今年は異常に雪が多いそうだ。
街中なのにいたるところに車より高い雪の塀や小山が築かれている。
夏には5車線、6車線あった広い道が半分くらいになっている。
一本入ると雪が固まったつるつるのデコボコ道だ。
でも、おもったよりすべらない。
雪がさらさらで低温なので融けた雪の再凍結で氷になったところが少ないからかな。
そういうところは「ブラックアイスバーン」と言って現地では最も恐れられているそうだ。

1日目はすぐに夜が来た。
やっぱり北なので1時間は早く暮れる。
札幌近郊の定山渓の雪見露天風呂に行ったよ。
いいお湯のあとのソフトクリームがまたおいしかった。
そうそう、生カズノコというものを初めて食したが、めっぽう美味いものですな。
お正月の塩蔵ものとは別物だ。
ウニ・・・これがまた美味しかった。
世間の人が有難がるウニだが、そんなにおいしいものでもなかろ。と、思っていたが
これまた別の生物であった。
鮭、ウニ、カズノコ、タラの白子・・今まで苦手としていたものも、おいしいものは美味しかったのね・・・と認識を改めるおばたんとぼく。

おじたんがいくら払ったのかはあえて見なかった。

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2日目はプラプラと近所の動物園へ行ったよ。
大きな公園を抜けていく。
夏来た時とは全然違う。

















雪の上にいろんな足跡がいっぱいついている。
誰のかなあ。
会いたいなあ。
でも、ぼくなんか食べられちゃうかもね。

動物園に行ったら「すぽたん、今日は無料ですよ。」といわれた。
らっき~♡

雪に埋もれた園内。ここが動物園とは思えないなあ。
ミナミの国の動物さんたちはみんな室内に入っている。
お外で元気にしているのは、
ひぐまさん、オオカミさん、ヒツジさん、ポニーさん、ワシ・タカ・ふくろうさんたち。
みんな夏より元気そうだ。
おおかみさんはずっとランニングしてるし、くまさんは後ずさりしながら雪を手で崩しては押さえて道を作って遊んでいる。
ランチに夢中の羊さん
イケメンなオオカミさん






夜は、おばたんの友達と待ち合わせて雪祭りをみにいくんだけど、この時点で もうすっごく寒い。
う~~~
コートの下にもう一枚何か着なくっちゃ。
ぼくたちは再装備のために一旦基地へ戻った。

猫額園の収穫

秋に蒔いた小松菜とさやえんどうとグリンピース、みんなそれぞれ頑張ってくれました。小松菜とグリンピースは撤去し、種を採りました。また来年も育ててみよう! さやえんどうは、まだ続々となっております^_^