2014年9月18日木曜日

サンマの季節

気仙沼に住むお友達からたくさんサンマをいただいた。いつもは早く食べなきゃ!ということで大半をご近所に配って人数分しか残さないのだが、最近常住者が少ない我が家。

せっかく下さった方にも申し訳ないので、今回はたくさん残して一部は冷凍保存することにした。
写真は、丸焼き。
小顔で身体は大きく、ピカピカ、油がのりきっているので触ると手にあぶらが残る。

やっぱりサンマにはすだちよね。

おいしくいただきました



息子たちの合唱団が気仙沼の紫市場という、仮設の商店街でコンサートをひらくというので、お知らせしたらわざわざ聴きに行ってくれた。
「夜行バスで来て、1日に3か所でコンサートして、また夜行バスで帰るんですってね。
元気だね。若いってすごいね!」
お互いに息子より若い時に出会ってたんだけどねぇ。
もう、すっかりおばさんだよねえ。

息子たちは、震災の次の年から、年3回くらい仮設住宅を回ってコンサートを続けている。
現役の大学生を中心にOBも手伝っているらしい。
貧乏だからか楽しいからか?楽譜がない時は編曲も自分たちでやって持っていく。
最近古い歌をよく知っている。
「夜居酒屋で一応店主には了解とって、急に斎太郎節歌ったんだ。
お客さんたち、すごく盛り上がって、
そのあと、まあ飲め!とかさあ食え!とかになっていっぱいごちそうしてもらった。
サメの心臓とか。
復興は、進んでるところと全然進んでないところの差がすごく目立ってきてる。」

2011年の4月の初めに彼女に安否確認の手紙を出した。
郵便局の人に「いつ着くか、つくかどうかも保証できないけどいいですか」と言われたっけ。
長い間かかって手紙が着いて、返事が来た。
市役所で働いている彼女はとても大変そうだった。

「やっと港が稼動しはじめました、嬉しい」と言って送ってきてくれたのがサンマだった。
サンマの季節はいろんなことを考える。

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