2021年5月5日水曜日

猫額園の収穫

秋に蒔いた小松菜とさやえんどうとグリンピース、みんなそれぞれ頑張ってくれました。小松菜とグリンピースは撤去し、種を採りました。また来年も育ててみよう!
さやえんどうは、まだ続々となっております^_^

2021年3月9日火曜日

宣言延長でも春は来る♡

緊急事態宣言が延長されてしまった。 TVをつければ、「増えてる」「弛んでるんじゃないか」と嫌なことばっかり。 ああ、気が滅入る                       でも、お散歩に出るともうこんなに春ですよ~ コブシ、さくらんぼ、白モクレン、クリスマスローズ みんな春になってニコニコです!

2021年1月15日金曜日

すぽたんの新年の旅2021 雪道でヒェ~!

2021年1月3日、おばたんとすぽたん、おじたんは出発の準備に大わらわだった。 悪猫のテンテンだけが、相変わらず跳ね回っている。 プーさんの友達のティガーみたいなやつだ。
「おじたんは明日からお仕事。今日中に秋田まで帰る(行く?)のよ!」 ここから秋田までは800㌔以上ある。 ゴールドペーパードライバーのおばたんも、なんと運転要員に抜擢された。 決死の長距離移動からすぽたんとおばたんの今年の旅が始まったのである。 青空のもと出発した白いテンテン号(おじたんの新しい車。かなり自動運転、というのがウリである)だったが、 北に向かうにつれてだんだんと雲が増えてきた。 宮城に入ると白いものもちらちらしはじめ、前沢SAはこんなことになっていた。
ここからの奥羽山脈越えがなぜかおばたん担当。 「大丈夫かなあ?」おばたんは、前沢牛さいころステーキ定食を完食し、ふらふらと怪しく本線に乗った。 ここまで何回か運転要員の務めを果たしてきたので、本線上の運転はだいぶ信頼性が上がっている。 それに、何と言ってもほぼ「自動運転」のテンテン号。足を緊急時に備えてブレーキの上に置いておけば 車間距離を保ちながら、設定速度を上限にスイスイと走り続ける。 追い抜く時の指示器と位置取りさえすれば大丈夫なのである。
しかし! それにしても雪が増えてきた。東北自動車道から秋田道に移ったとたんにエライことになってきた! 下は真っ白!1車線しかないのに両側に雪!狭い!上からも降るわ降るわ・・・ !さっきまで跳ね回っていたテンテンも動物のカンで死と隣り合わせの危機を感じたのかおとなしい。 かわいそうなおばたん、先頭だ。 後ろにはぴったりトラックが付いている。 登坂車線があったのに先に行かないで付いてくるなんてひどい!。 「先行って下さいよう~~~泣」。雪がセンサーに取りついたと見え「自動運転」されているとは思えない。 「よし、次のSAで交代しよう。」「あ~よかった!」 ところが! そのSAというのが、峠の景勝地でパーキングまでなんと700メートルもあるのだ。 雪はますます深く、轍もない。自動運転の補助もなくおばたんはのろのろと雪の中を走って行くのだった。
ようやく任を解かれたおばたん。雪はその後も沿岸地域に出るまで降りまくっていたが、 金沢や、長野、北海道の雪道で鍛えた?おじたんの運転で夕方無事に秋田に到着したのであった。 「ああ~よかった!」 それからも、秋田は毎日雪だったよ。 おうちの近くの城址に散歩に出かけるしかない。 もっと湿った雪かと思っていたら寒いせいかサラサラの雪。 歩くと鳴き砂のようにきゅきゅっと鳴る。
固まらないので雪だるまにはなりにくい。 おばたんは、誰かの作りかけの雪だるまに耳と目鼻をつけている。いい年をしてあきれたおばたんだ。 「ほら、秋田犬だよ~」「いや、おばたんそれはでっかいピグレットに見えますって」
この雪。 県の南のほうでは雪降ろしの事故が起きたり、家屋の倒壊が起きたり自衛隊の出動要請があったりした。 新潟の上越市や富山でも例年とは比べ物にならない大雪になってしまった。 きっと融けないまま根雪になってしまい、更にその上に雪が積もるのだろう。 帰りは新幹線だった。山脈を越えて岩手県に入ると雪は薄日に変わり、どんどん青空がふえて仙台では快晴になった。
テンテン号は雪に埋もれてこんなことになってしまったそうだ。
冬は日本の土地の差を夏より際立たせるんだなあと思ったよ。

2020年12月31日木曜日

おばたん、すぽたん2020年後半の旅

 2020年、それは旅犬にとっては特に不自由な年であった。「帰省」は、2月1日以来できなかった。

そんなコロナ下でも転勤はある。6月には家族の転居で長野から秋田まで日本海を北上したよ。大好きな長野にお別れするのは悲しかったけど、新しく秋田とのご縁が結ばれたんだ。秋田、遠いけどね。「こまち」は1時間に1本くらいだし、隣り合うホームから「あさま」とか「はくたか」とかこれまで長野へ行くときに乗ってた列車がどんどん出ていくのを見ると乗ってしまいそうだったよ。こまちは空いていて車両にぼくらだけのこともあったよ。盛岡までは2時間、盛岡から秋田までは在来線の線路を走るので1時間半強かかるよ。奥羽山脈を越える線路は雪や水害に弱いみたい、時にはクマに衝突したとかで止まることもあった。

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最初の秋田行きでは、雄物川が氾濫したせいで盛岡で足止めされた。懐かしい開運橋から材木町のあたりをお散歩して、ホームスパンのマフラーを買ったね。久しぶりの盛岡冷麺もおいしかった。夕方やっと走った大曲行きの各停に乗って、なんとか大曲まで行っておじたんに迎えに来てもらったな。


盛岡市 開運橋

賢治先生もマスクしてる

秋田駅近くの久保田城址千秋公園。夏は堀の蓮の花が見事に咲いてたよ。
何代目かの城主の佐竹さん。現知事の御先祖らしい

やっぱり、秋田に来たら白神山地に行かなくっちゃ!白神山地は秋田と青森の間に広がっている。世界遺産になってる区域には入れないようにしてあるんだけど、柵とかがないところもあって、マタギ道があるんだって。そこは、急峻で危険で普通の人には行けないところらしい。
ボクたちが最初に行ったのは、秋田の内陸側。こちらはあんまり観光地化していない。ちょっと頼りないガイドさんと歩いたよ。
ブナの森 真ん中の太い樹は樹齢300年くらい

森のヌシ的な有名なブナの樹。樹齢4~500年だとか。
第2次世界大戦の時には、ブナで飛行機を作ろうという計画があって森から出征して行った樹もあったそうだ。伐り出し予定で幹に墨書きされたままになっている木もあったよ。75年分大きくなっている。
次の日には、有名な青池側の森へ。
こちらはJR五能線とバスで来られるので観光客が多い

田沢湖。辰子姫の頭の上に失礼なカラスが止まってたね。おばたんは、すごく昔妹おばたんと自転車で湖1周したんだよ。とっても透明度の高いきれいな湖だよね。

楽しみにしていた秋田駒ヶ岳。お天気アプリは快晴とか登山日和!とか言ってるのにずっと霧が巻いてた。人と喋らなくなってる時でもお山では、知らない人同士が「こんにちは!」って声を掛け合ったり、道の情報を伝え合っている。ちょっとほっこりしたよね。
秋田は山も海も湖も温泉も田んぼもある
遠くに鳥海山がみえる。そのうちご縁が結べるといいな。

秋田は、絵本を描いていた時にとってもお世話になった、故高橋宏幸先生の故郷。由利本荘市内にレリーフや壁画がある、と聞いて行ってみたよ。
トンネルわきの壁にチロヌップのきつねの親子が駆けている

学校の体育館の壁一面の絵
駒ヶ岳つながりで?木曽駒ヶ岳に。こちらは「今日だけ雨です!」と地元の人に言われてた。天を仰ぎ地に伏し拝み時々晴れてもらった!!



人ごみを避けて散歩を!ということで今年はお山によくでかけたなぁ。県内、飯能市を基点に登れる素敵なお山もたくさんあるの。詳しいお友達に案内してもらったよ。


向こうに武甲山がみえる


12月。日本海側はかつてない大雪。秋田市内の雪は片付けられていたが山はどうかなあ。「一本道で止まっちゃうと大変なことになるからなあ。」「ちょっとでも危険を感じたら即やめて引き返そうね」と約束してでかけた「秘湯後生掛温泉」幸いこの冬初めてという快晴の1日。雪にうもれた秘湯を堪能できたんだ。

雪だ!


谷間にもうもうと温泉の湯気!


八幡平に抱かれた秘湯群があるところなんだけど、やっぱりコロナの影響で廃業するところが出ているようす。早く穏やかな日々が戻ってきてほしいな。

さて、これがボクとおばたんの2020年最後の旅かな・・・と思っていたんだけど「年末年始は家族で自宅で!」いなきゃだめ?ってことで秋田から自宅まで車で帰ってくることになっちゃった。「運転は交替で」と言うおじたん。命知らずだな。スーパーペーパードライバーのおばたんに高速を走らすんですかい?って思ったけど、最近の車さんはえらいね。ほとんど自動運転と言ってもいいような性能で、何とか今年最後の長旅を終えられたよ。

来年は、ぼくたち、どんな旅ができるのかな。




2020年11月28日土曜日

おばたん、憧れのティーテーブル

 おばたんは、卓 というものが好きだ。

ということに今更ながら気がついた。今までの人生で一番たくさん買った家具は机、テープルの類だと振り返って思う。振り返って見える道が長くなって最近いろんな自分がわかってきた。

40年くらいは欲しいなと思いながら、置く場所がないと諦め、場所を作ってからは思うものがないということでずっと出会いを待っていたのが、.ティーテーブルというもの。

ひとかかえくらいの大きさで木製で脚が一本でお値段が10万以下。これが、ありそうで、ない。

それを遂に見つけて連れ帰ったのだ。これで木屑や絵具やの中でご飯を食べなくて済む❣️




ティーテーブル…この不要不急な優雅な響き💖おばたん、暫くは朝ごはんを真面目に作りそうだ。


2020年6月24日水曜日

猫額園でジャガイモの収穫!

おばたんは、最近せま~い庭の一画に野菜を作り始めた。

その苗は、スーパーで買ってきた三つ葉の根元をスポンジごと植えるとか
芽が出ちゃった玉ねぎやニンニクを土の中に突っ込むとか、
舗道に生えかかっていた赤紫蘇を抜いて来て植える、とか非常にいい加減なものである。
普通の花たちとごっちゃになってネギやタマネギがギガンチュームのふりをして、パクチーがレースフラワーに化けている。
おばたんは、いつか水仙をにらと間違えて食べて中毒を起こすのではないかと心配だ。

さて、そんな猫額園
ジャガイモも植えてあったのよ。
冷蔵庫の中で芽が出で、ちょっと皮が緑にもなってた。
実家のおばあちゃんが電話で言った
「3つくらいにポンポンと切って土の中に突っ込んどいたら増えるよ」
「そうお?」
「ときどき根元に土、かけてやりないよ」
「へいへい」
庭の中では肥沃とおもわれるところに植えたせいか、葉っぱはしげしげ、お花も咲いたよ。

梅雨に入り、ちょっと葉っぱが黄色くなってきたので抜いてみましたところ
思いがけない大収穫!
大小30あまりのおいもになりました。
二個だったのに!
うれしいね、おばたん!

2020年6月22日月曜日

すぽたん、長野にお別れ②日本海側を多府県移動

すぽたんのライバル、テンテン

怒涛の荷物積み出しが終わり、一息つく間もなくボクたちはおじたんの車で出発した。
このまえちらっと話した悪子ネコ、その名をテンテンと言う。
お転婆の転だか、ころがるの転だか、各地を転々・・・の転だか知らないが、毛皮も点々柄だ。
バッグの中へ入れられた途端に、にゃあにゃあと泣きわめき始めた。
出してやっても今度は、運転席へ行きたがって鳴くわ、跳ねるわで
とても疲れる道中となった。
テンテンがうるさいので海辺のSAで休憩 佐渡は見えなかった

行先は遠いらしく、途中で1泊。
海から川に沿って少し入った、関川村にあるペットと泊まれる温泉宿だって。
「おお~」
なんかとってもレトロ!
昭和感あふれる…
「連れて逃げてよ~♪」とか「寒さこらえて編んでます♪」なお部屋・・・
布のかかった鏡台があり、部屋付のお風呂場は(バスルームちゃうよ)床も浴槽も小さいタイルで覆われている。
トイレは洋式便座だったけど、膝が壁にぐいぐいあたるほど狭い~(泣)
でも、夏休みにおばあちゃんの実家へお泊りしたときのような、
懐かしい感じがある。


お魚は鯛づくし、お野菜はうちの畑の、でとても美味しかった



温泉のお湯も透明でとろ~りすべすべでとてもよかった。
めんどくさがりのおばたんが3回も入りに行っていたので、相当気に入ったんだと思う。
ご飯もとてもよかった。
「すぽたん、私は今までおかずにばっかり目が行っていたけれど、お米大事だわ。おかずを生かすも殺すもご飯よね。お魚もお酒もおいしい~!やっぱり、お魚には日本酒よね」
おばたん、いつのまにお酒を語るまでに成長したんだ!
関川村は新潟県。お米はもちろんコシヒカリ。お酒は〆張り鶴だ。
ここは、藁でつくった大きなヘビをみんなで担いで回るという
「大蛇祭り」で有名な所なんだけれど今年は、やっぱり中止らしい。

新潟観光ナビより

テンテンは、妙に大人しくしている。
借りてきた猫とはこういうのを言うのだろうか。
「かわいいかわいい!」とお宿の人たちにちやほやされて、
しっぽをピンと立てて気取っている。
さっきおふとんに粗相をしたくせにさ。

翌日、また北へ向かう。
が、突然ブレーキ!
「左折、笹川流れだって。寄ってみる?」
「いいね!」
宿で天ぷらに添えられていた塩、
「この塩は『笹川流れ』の塩です」と紹介されたが、
ボクたち全員、寡聞にして知らなかった。
「ご存じないですか?笹川流れは、このあたりの名所なんですよ」
宿の人は、残念そうだった。
グーグルさんによると、「笹川というのは集落の名で、海岸からその集落まで潮流があったことから付いた名称」と
よくわからないことが書いてあったが、
今は奇岩、巨岩の並ぶ海岸線の面白さを愛でる名勝地ということのようだ。
岩場で砂がないからか、水がとっても澄んでいる。
この海水で作った塩だったんだね。

海中にぽつんと残る岩の上で釣りをしている人がいっぱいいたよ。


石はまっ黒なのや、白地や緑やピンク地に粒粒がはまっているきれいなものだった。
テンテンは、初めてみる海にびっくりしていた。
でも、波がざんぶら来てもそうびびっているようではなく、旅猫の素質あり、とみた。

保護色?

そしてそして更に北上。
山形に入り、月山を後ろに、さらに鳥海山を横に見て、
風車のいっぱい立っている山をくぐって・・・
秋田市に着いた。
秋田駅構内 竿灯 今年は中止
おばたんの好きななまはげ。顔出しもやりたがっていたが・・・
ほーほー。
おじたんの今度のすみかは秋田ということのようだ。
秋田は城下町。
門前町長野市とは違う落ち着いた感じ。
盛岡に似ていると思ったよ。
引っ越し荷物を片付けながらテレビを聞いていると、イージスアショアのことを報道していた。
あ、そうか。秋田は当事者だったね。
知事は、佐竹さんというらしい。お殿様の末裔なのかしらん?
秋田の某TV局のマスコット 秋田犬らしい

「よし、おしまい。いつもながら私の仕事は完璧ざます!」
おばたんの終了宣言!
テンテンは、秋田暮らし。
おばたんとボクは、秋田新幹線に乗っておうちへ帰る。


後ろに向かって走り出した時にはびっくりしたが、大曲で進行方向が変わった。
秋田新幹線は、単線を走行する。
在来線特急のスピードだし、
停車駅でない駅で「行き違いのための停車」をする。
盛岡からははやぶさに繋がってすごい勢いで走り出した。
車窓から岩手山

これからは、この路線を使うことになる。
途中下車が楽しみ。
時間はかかるけれど、日本海側から行くのもありかなぁ。

首都圏からの他府県移動も解禁されたし。
楽しみだね、おばたん。





























猫額園の収穫

秋に蒔いた小松菜とさやえんどうとグリンピース、みんなそれぞれ頑張ってくれました。小松菜とグリンピースは撤去し、種を採りました。また来年も育ててみよう! さやえんどうは、まだ続々となっております^_^